6月18日に32チームが参加した「Overwatch JAPAN Cup #1」が開催されました。おそらく日本では正式サービス以降では初めて大々的に募集をして開催された大会かと思われます。
前回は「プロゲーマー達も参加していたOverWatchヨーロッパ大会『OverKill』から見る強力なヒーロー達」ということで海外でどういったヒーローがピックされたのかを記事にしましたが、今回は日本ではどういったヒーローがピックされたのかまとめてみました。
選ばれることが多かったヒーロー
ラインハルト
もはや「ペイロード」、「ハイブリッド」では定番とも言えるヒーロー。今回の大会のルールは「ハイブリッド」だったので登場しない場面はありませんでした。
ペイロード戦ではペイロードを中心とした盾を張って味方を護衛するというのが基本の形で、重要な場面ではアルティメットアビリティとチャージで相手を一掃するという形が多く取られていました。
ルシオ
ペイロード周りやポイント付近では集団戦になりやすく付近にいる味方を一気に回復出来るルシオはラインハルトと同じく常にピックされていたように思います。詰める場所では移動速度のブーストや乱戦時の回復ブーストでチームの耐久力を増加させるという手が多く見られました。
マーシー
マーシー単体でのピックはあまり見られずルシオとの2サポート体制が多く見られました。
基本的にはラインハルトと同じくペイロードを押し、オフェンスヒーロー等の火力が高いヒーローがアルティメットアビリティを使う際はカデュケウス・スタッフで火力を強化、ラインハルトといったラインを防衛するヒーローが倒され、陣形が崩れそうなのであればリザレクションで味方を蘇生させるというパターンが多く見られました。
リーパー
マクリーのタンクキラーとしての性能がパッチで修正されてしまい弱体化したので、代わりのタンクキラーとしてリーパーが選ばれる場面が多くなったようです。アルティメットアビリティは乱戦状態でのフィニッシャーとしての能力が非常に高く、ルシオやマーシーでサポートしてあげるとスタン技を持つヒーロー以外では手が付けられなくなるほどの圧倒的な火力を持ちます。
ウィンストン
攻め側のチームで見られることが多く、2体ピックされる場面が非常に多くありました。体力が高く、自分の周囲にバリアを張れるので相手の陣形を崩しやすいヒーローです。
サポートを倒すことに長けているので無視も出来ず、嫌がらせに嫌がらせを重ねて相手を退かせ、その間に味方を一気に詰めさせるという場面が多く見られました。
ソルジャー76
マクリーのピック率が下がった代わりなのかソルジャー76が選択される場所が多くなりました。前回までの大会ではマクリーがタンクも中遠距離も倒せるオールレンジヒーローでしたが今回の大会は近距離はリーパーに中遠距離はソルジャー76の役割となっているように思います。
運用方法としては無理やりエリアに入り込んで相手を倒すというよりもラインハルトと一緒にジリジリ進んでいくという運用が多くみられました。