【Overwatch】考察:ソンブラは実際の所強いのか?それとも弱いのか?

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BlizzCon 2016でようやくお披露目された新たなオフェンスヒーロー「ソンブラ」。BlizzCon 2016の試遊台でプレイしたプロゲーマーIDDQD選手はソンブラについて「ソンブラは現状の環境を壊すレベルで強い」と発言するほどにプロの世界では注目されていますが、果たして一般プレイヤーから見てもソンブラは強いのか考察してみました。

オフェンスヒーロー「ソンブラ」とは

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新たなオフェンスヒーローである「ソンブラ」は元々はサポートヒーローとして開発されていたとOverwatch ゲームディレクターであるJeff Kaplanが明言したほどこれまでのオフェンスヒーローと比べるとかなり異彩を放つアビリティ構成のヒーローです。

アビリティの全てがどれも相手を直接攻撃するものでは無く、移動系のアビリティが2つ、相手の行動を妨害するアビリティが1つ、相手の行動を妨害するULTとなっており、オフェンスヒーローとしての火力も、同じ移動系のアビリティしか持たないオフェンスヒーロー「リーパー」と比べるとかなり低いものとなっています。

なのでソンブラ以外のオフェンスヒーローと明確に違う点としてそれぞれで攻撃面は自己完結しているオフェンスヒーローとは違いチームでの連携を要するオフェンスヒーローとなっています。

ソンブラの目玉アビリティ「ハック」

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相手ヒーローや回復パックをハックし相手の行動を阻害する能力。相手をハックするには相手から15m以内にいる必要があり、ハック開始時にはステルス状態は解除されます。

マップ内に設置されている回復パックをハックするとハックされた回復パックを相手は取得することが出来ず、回復パックのリロード時間が3分の1になり、ハックした回復パックを味方が取得した場合はソンブラのULTゲージがチャージされます。

注目すべき場所は相手ヒーローをハックしアビリティを阻害するという点よりも回復パックをハックしたことによるメリットです。ハックした回復パックは60秒間相手は取得することが出来ず、敵ソンブラがハックを上書きすることも出来ず、回復パックのリロード時間短縮、ソンブラのULTチャージと現状ではメリットしかありません。

つまり試合開始時にソンブラがすべきことは光学迷彩で相手の懐に忍び込んで相手をハックするのでは無く、相手が取られると困るであろう回復パックや取りやすい場所に位置している回復パックをハックしておくこと。これだけでサポートの負担がぐっと減ることになります。回復パックのハック状態は60秒で切れてしまいますがハックを上書きすることが出来るので断続的にハック状態にしておきましょう。

相手ヒーローをハックした場合は相手のアビリティの発動を封じ込めることが出来るので、トレーサーのブリンクやマーシーのガーディアン・エンジェルといったソンブラでは追うことが出来ないヒーローやザリアやリーパー等の移動速度は遅いものの自己防衛手段を持ち前線にいることが多いヒーローに使用すると効果的です。

移動速度が上昇し、ステルス状態になる「光学迷彩」

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アビリティ発動後、相手から一切視認することが出来ないステルス状態となり移動速度が上昇します。ステルス状態はトランスロケーターを投げる、テレポートする以外の行動をするか、攻撃を受けると解除されます。またステルス開始時と解除時に硬直時間が存在します。

ソンブラが最もバックドアを仕掛けやすいヒーローとなっている理由のアビリティとなっており、基本的には急襲用アビリティと言えますがアビリティ発動時に硬直時間があるので撤退には向きません

ステルス状態で相手がまとまっている場所に入り込みEMPを放つ、相手領地の回復パックをハックする、後方にいることが多いサポートヒーローを急襲するといった様々な場面で活用することが出来ます。

ビーコンを設置した場所にテレポートする「トランスロケーター」

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アビリティを発動することでビーコンを投げ、15秒以内に再度アビリティを発動するとビーコンの設置された場所にテレポートするアビリティ。ビーコンが空中にあってもテレポートすることが出来ます。またこちらは光学迷彩と違い硬直時間が存在しません

急襲に使えるだけで無く撤退にも使えるので非常に融通の効くアビリティとなっています。ビーコンは15秒経つと消滅してしまうのでテレポートする場合はビーコンを投げてから15秒以内という制約がありますが、逆に言うと15秒間は相手の領域に深入りしてもテレポートで瞬時に逃げることが出来るので15秒間、ソンブラは自由に行動することが出来ると言えます。

ビーコンの軌道やビーコンの設置場所がバレなければ相手にとってはソンブラが何処から来て、何処に逃げたのか一切分からなくなるという利点がある他、ビーコンを遠方に投げて一気に相手の裏にかく、回復パックの近くに置いておき瀕死になったらテレポートし回復パックで回復する、相手の追撃から逃れる、ULTから逃れるといった様々な使用方法が存在します。

ただ、ビーコンの設置場所を見られてしまうと途端に弱くなってしまうので出来るだけビーコンは物陰に隠したり、相手が入ってこないような場所に設置する必要があります。

範囲内の敵のアビリティ発動を阻害、一部ULTを中断するULT「EMP」

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ソンブラのULTは他オフェンスヒーローとは違い、相手にダメージを与えるような能力は存在せず、電磁エネルギーを放ち、範囲内の相手ヒーローのアビリティ・ULTの発動を阻害し一部発動中のULTを中断させ、シールドやバリアを破壊するというもの。

相手ULTの中断は中断させることが出来るULTと中断させることが出来ないULTが存在しますが、基本的にはデスブロッサム等のマクリーのフラッシュ・バンで中断するULTはEMPでも止まり、龍神剣といったフラッシュ・バンで中断しないULTはEMPでも止まりません。

ULTを中断させるという能力に目がいきがちですが実際は範囲内の敵全てのアビリティやULTを発動させないようにするという能力が強力で一度ハック状態になると6秒間、アビリティを発動することが出来なくなるので、トレーサーやゲンジ、ラインハルトといったアビリティ使用を中心としたヒーローにとっては非常に厄介なULTとなっています。

しかしハック状態は6秒間しか続かないということやダメージを与えるようなULTでは無いのでEMPだけでは状況をひっくり返すといったことは出来ません。あくまでも味方を補助するためのULTなので、味方がいない状態で発動しても無意味です

ソンブラは実際の所強いのか?それとも弱いのか?

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ソンブラはこれまでのどのヒーローよりも軌跡が読めないので非常に厄介なヒーローですが、単体では全てのヒーローを凌駕しているような存在ではありません。あくまでも味方を補助することで光るヒーローであってオフェンスヒーローに分類されていますが、かなりサポート寄りとなっています。

実際にライブサーバーに実装されないと明確な答えは出ないと思いますが、プレイヤー層によっては大きく評価が変わるヒーローになると思われます。現状では低ランク帯でも高ランク帯でも基本戦法はアナのナノ・ブーストの超火力一点突破で相手を全て倒すというのが基本となっています。

しかし、ソンブラ実装後は超火力一点突破での殴り合い戦法では無く相手のアビリティの無効化後に一斉に殴り合いを始める戦法になるのでは無いかと予想されます。高ランク帯は戦法が確立されていけばこの変化についていくことが出来ると思いますが、低ランク帯では厳しいかもしれません。

集団戦が発生しづらい低ランク帯では例えEMPで相手全てのアビリティを阻害しても散発的な戦闘が続くだけで結局EMPの意味が無かったとなることが多くなると思います。そうなると他オフェンスヒーローの枠を割いてまで他オフェンスに比べて直接火力の低いソンブラを起用する意味はあるのかと言うと疑問を持たざる負えません。

隠密性が高いということは相手の死角を狙いやすいですが逆に言うと上手く運用しないと相手にとっては敵が1人いないということになりますし、前線が5vs6になるということでもあります。回復パックをひたすらハックしてるだけや意味の無いハック、裏を取りすぎて敵に見向きもされないといったお散歩ソンブラと呼ばれないように気をつけましょう。

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