「Overwatch」性能が調整された新ルシオは旧ルシオを比べると強くなったのか?新ルシオと旧ルシオを比較したグラフが公開

8万人のPCプレイヤーと8万5000人のCS版の各レート帯ごとのヒーローの使用率をまとめているOmnic Metaが性能が調整された新ルシオと旧ルシオを比較したグラフを公開しました。

性能が調整された新ルシオは旧ルシオを比べると強くなったのか?

新たなルシオは利用可能になってから数週間が経過し、加えられた変更内容はルシオをより良いものにしたのかそれとも悪くしてしまったのか、この質問に答えるためにライバル・プレイの各Tierごとに平均パフォーマンスを統計し、新ルシオと旧ルシオ、そして他サポートヒーローと直接比較してみる。

新たなルシオ

Overwatch 1.10パッチではルシオに大きな変更をもたらした。パッチの変更内容については記事の最後にて確認してほしい。最も大きな変更は明らかにヒールとスピードブーストのオーラ範囲であり、これは元の領域の11%となっている。これはクロスフェードの曲の影響を受ける可能性のあるチームメイトの人数に影響する。更にダメージと弾速の強化も行われており、これらは明らかにポジティブな意味合いを持つ。

調整はルシオの価値に影響を与えるのか?

ライバル・プレイのデータのみを収集している。旧ルシオと新ルシオのライバル・プレイの統計情報を見て、その変化が実際のゲームに与える影響を確認してみよう。我々はライバル・プレイごとの特定の統計値に対する旧ルシオからの変化率(増加の場合はプラス、減少の場合はマイナス)を追跡してみた。

クロスフェードオーラの変化が新ルシオにどのような変化を与えたか。驚くことにクロスフェードの範囲が縮んだにも関わらず新ルシオは旧ルシオとほぼ同じ量のヒールを行っている。旧ルシオのことを一部のプレイヤーは以前の大きなヒール半径から”ヒールボット”としてルシオをピックしていたことを考えると、例えオーラの半径は小さくてもルシオは信じられないほどに効果的な存在であることが分かる。

新ルシオはチームメイトが何処にいるのかをより注意深く見る必要があり、チームメイトはルシオに近づく必要がある。このスキルの課題については低いレート帯にてヒーリングパフォーマンスの低下という形で現れている。攻撃アシストは30%以上減少し、防衛アシストも15%から20%減少してしまっている。これはチーム全体をオーラの範囲内に収め続けることが困難になったことを示しているだろう。

ダメージと弾速については新ルシオに大きなメリットをもたらしたようだ。ゲームごとのダメージやエリミネーションが大幅に増加した。とくにダメージはどれだけ生産的かを示す良い指標となっており、ゲームごとに10%もエリミネーションが増加したことは大きな点となっている。ダメージが25%以上増加した理由として、おそらくは弾速が上昇したこともあり、精度とクリティカルの頻度が大幅に向上したためだと考えられ、ほとんどのレート帯で10%程度向上している。またクリティカルヒットも10%~15%向上している。

全体的に見て調整は大きな強化といえる。クロスフェードのオーラ範囲変更はヒールにほとんど影響を与えなかったがダメージと弾速の調整は新ルシオに大きな影響を与えた。ウォールライドの強化は現在の統計では容易に追跡出来ないが、新ルシオにとってポジティブな強化になっていると推測される。

ルシオと他サポートヒーロー比較

調整はルシオにとって大きなメリットとなった。しかしルシオは他サポートヒーローと比較し、どれだけ効率的なのだろうか。ルシオの評価を比較するためにエリミネーション、ダメージ、ヒーリング、トータルアシストの統計をしてみる、これらの統計はレート帯のゲームごとに平均化されている。

新ルシオは1ゲームごとではエリミネーションにおいて最高のサポートヒーローの1人となっている。シンメトラ(上位では人気がない)を数えない場合、新ルシオとゼニヤッタがトップレベルとなっている。1.10パッチ前ではエリミネーションは10%だった。

武器ダメージが25%上昇したにも関わらず、新ルシオはゼニヤッタとシンメトラの前では大きく下回ってしまっている。新ルシオはゼニヤッタよりも30%ダメージが低く、シンメトラよりも20%ダメージ低い。しかし、ルシオはアナと比べて55%多くダメージを与えている。これはルシオが攻撃しながらヒールすることが出来るためだろう。

新ルシオはゲーム内で最高のヒーラーの1人として残っている。ルシオはアナのバーストヒーリングやマーシーのターゲットヒーリングが出来ないにも関わらず、Overwatchにて2位ないしは3位のヒールを提供している。

新ルシオのヒールはレート帯に関係なく一貫しており、ブロンズ~プラチナ層のアナやゼニヤッタよりも遥かに高いことに注目して欲しい。シンメトラにはヒールする能力が無い。したがってシンメトラのヒール統計は全てにおいて0となっている。

トータルアシスト(攻撃と防衛両方)において新ルシオは全てのレート帯で最もインパクトがあるサポートヒーローのようだ。新ルシオのアシストはオーラ範囲内にチームメイトが存在することで発生することに注目して欲しい。

新ルシオのヒール量が大幅に低下していないことを考慮すると、この低いアシスト数は新ルシオにとって負の変化を示しているのかどうかは不明となっている。なおシンメトラのアシストはOverwatch上で統計されていないため全て0となっている。

新ルシオは結論としてどうなのか?

ルシオは最新の調整にてさらに改善されたが、クロスフェードのオーラ範囲が減少してしまったためより効果的な位置取りが必要となっている。この変更によりプレイヤースキルの上限が上がるため、ウォールライドバフや弾速の上昇による精度向上から見られるように上位層のプレイヤーは更にルシオを磨き上げることが出来るだろう。

ルシオはOverwatchの全ての試合において最高のヒーローの1人として容易に残るだろうだし、彼の人気は強化により増加するかもしれない。

バージョン1.10でのルシオの調整内容

  • ソニック・アンプリファイアのダメージを25%上昇させた
  • ヒールソングの自己回復量を33%減少させた(この変更は自分が操作しているルシオ以外のヒール量には影響しない)
  • ウォールライドのスピードボーナスを30%から20%に減少させた

情報元:Omnic meta




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